製作したくても現実的に難しく、ずっと温めていた企画です。
こんな映画が見たい、製作したいという方は是非ご連絡下さい!


JVO 柳生十兵衛VS大入道

 

江戸中期、東海道沿いにある四日市では大入道が子供をさらうと評判になっていた。


十兵衛は江戸へ向かう道すがら、東海道の四日市を通りかかった。


その時に知り合った餅屋の夫婦の息子・長兵衛になつかれる十兵衛。


或る夜、長兵衛が森の近くで神隠しに遭い、姿が見えなくなる。


村の者は大入道様の仕業や、と噂していた。


十兵衛は長兵衛を探しに森へ入る。


そこで大入道と長兵衛を発見。


大入道は実はヘブライ人で、体が大きくて見た目が怖かったせいで村から追いやられこの森の中に住んでいたのだ。


長兵衛は一人で森で遊んでいる途中、怪我をして大入道に助けられたのだ。


十兵衛は長兵衛を預かると村へ向かった。


その頃、十兵衛とは入れ違いで村人が人を集め大入道退治に向かっていた。


村人は罪のない大入道を殺してしまう。


大入道は化けてさらに巨大な大入道として東海道に出没する。


化け物となった大入道は完全に正気を失っていた。


十兵衛は仕方なく大入道を退治することにする。


大入道に止めを刺そうとしたその時、長兵衛が十兵衛の前に立ちはだかる。

 

大入道を殺すな!
しかし、正気を失った大入道は長兵衛を踏み潰してしまう。

 

十兵衛は大入道に止めを刺す。

 

これ以降、四日市では大入道を祀り、それが今の四日市祭りへとつながっている。

 

そして、餅屋夫婦は大入道の長い舌を模して、なくなった長兵衛への弔いのために「なが餅」を売り始めたとさ。

                         

おしまい


快傑ズバッ娘

~名古屋めし軍団から四日市トンテキを守れ!~

四日市を舞台にご当地ヒロインが活躍!

怪傑ズバットや昔懐かしいヒーロー物のパロディ

 

名古屋めし軍団に侵食されていく三重県や岐阜県のご当地グルメの数々。

 

トンテキ、天むす、ケイチャンたちを守るため、怪傑ズバッ娘。が大活躍。

 

 

 

キャスティングイメージ

 

伊藤万里菜 

 

三重県出身のJCアイドル

 

宮内洋 

 

仮面ライダーV3 青レンジャー 怪傑ズバット 伝説のアクションヒーロー俳優

 

 

 

ストーリー

 

トンテキ仮面は四日市のトンテキ発祥の店と言われるライライ軒に現れる。

 

四日市名物のトンテキを一口食べると、

 

「なんだ、思ったよりウミャーじゃねえか。これが2013年のB1グランプリで五位に入ったって言う四日市トンテキか。このニンニクの効いた特性ソースと、インパクトのあるグローブのような見た目。最近では四日市市内だけでも○店舗の店がトンテキを出すほど地元では大人気(ここでは四日市トンテキの情報をいれつつ褒め称える)。しかし、この味、俺から言わせりゃナンバー2、まさにB級だな。よくもこんなトンテキを美味そうに食ってられるな」

 

ざわつくお客たち。

 

ちょっといかつめのお兄さんがトンテキ仮面に食ってかかる。

 

「お前なに中や?俺は三重平やぞ。乾君とか知っとんのか?俺の兄貴と乾君は同級生なんやぞ。なめんとんなよ!」

 

「じゃまだ、あっち行ってろ」

 

トンテキ仮面は武器を出してお兄さんを排除する。

 

「俺様が作るトンテキがナンバー1だぜ!」

 

正体を現したトンテキ仮面はキッチンに入り込み、店主を叩き出すと、勝手にトンテキを作り始める。

 

客たちは突然現れた「ミャー!ミャー」と叫ぶ戦闘員たちに押さえつけられて逃げることも出来ない。

 

トンテキ仮面が(手際よくまたはメチャクチャに)トンテキを作る。ここで毎回隠し味に味噌を入れる。

 

そして完成。

 

店にいた客たちに無理やり食べさせる。

 

客たちは口々に「ウミャー、ウミャー」を連呼する。

 

トンテキ仮面の妖術によって、味覚を狂わされてしまったのだ。(目の下が黒くなっている)

 

そこへ現れる正義の味方「怪傑ズバッ娘。」

 

その姿は僕らのヒーロー、怪傑ズバットの変身前のコスチューム。

 

皮パンはホットパンツで、可愛いヒップがとってもキュート。

 

戦闘員たちをやっつけて、トンテキ仮面が作ったトンテキを一口食べて、

 

「たしかに味噌の隠し味が効いて美味しいけど、四日市トンテキではないわ。ナンバーワンとは言い難いわね」

 

トンテキ仮面、

 

「じゃ、ナンバーワンは誰だ?」

 

ズバッ娘。はチッチッチと人差し指を横にふり、親指を立てて自分に向ける。

 

「ナンバーワンは、もちろんライライ軒のご主人よ!」

 

ズバッ娘。の親指の先には、肩越しから現れたライライ軒のご主人が。

 

「チクショウ!こうなったら力ずくで俺がナンバーワンになってやる。ついて来い!」

 

ジャンプするトンテキ仮面のあとを追って、ズバッ娘もジャンプ。

 

 

 

場所変わってコンクリート工場。(爆破の出来る場所)

 

ジャンプつなぎでやってきたトンテキ仮面とズバッ娘。。

 

戦闘員たちも現れ、ズバッ娘。も変身して戦う。

 

最後はズバッ娘の必殺技が炸裂、

 

「ズバッ娘ストーム!近藤さんお願いします。」

 

物陰からダイナマイトのスイッチを持った近藤さんが、

 

「マリナちゃん、任しときな!」

 

説明。アニーガンサービス近藤佳樹。今回ズバッ娘撮影のためにわざわざ東京から来てくれている。四十五歳独身。恋人募集中!

 

「カチッとなー」とダイナマイトのスイッチを押す近藤さん。

 

「グゴゴゴゴゴーーーー!」

 

爆発するトンテキ仮面の前でポーズを決めるズバッ娘。。

 

「良い子のみんな、爆破シーンはとても危険だから絶対に真似しないでね。」

 

危険な爆破シーンは全てグリーバックで撮影しています。との説明を入れる。

 

 

 

ウェスタン風な喫茶店。

 

女子高生姿のマリナがエプロンをしてウェイトレスのバイトをしている。

 

お客さんに注文を聞いて、

 

「おじいちゃん、ナンバーワンコーヒーお願いしまーす」

 

店のカウンターの中でパイプを燻らせていたおじいちゃんが立ち上がる。

 

「マリナ、おじいちゃんって呼ぶなって言ってるだろ。俺はまだまだ若いヤツには負けないぜ」

 

ニヤッと笑ったそのおじいちゃんは僕らのヒーロー怪傑ズバットの宮内洋さんだ!

 

ズバットで見せたナンバーワンの腕前を披露する。

 

マリナ「おじいちゃん、さすがー!」

 

                              おしまい

 



虎とヤギの友情

 

 

 

とある動物園。

 

 

虎の餌になるはずだったヤギ。

 

 

なぜか虎はヤギを食べずに、二匹は仲良くなった。

 

 

虎とヤギの友情は話題になり動物園は大賑わい。

 

 

閉園寸前だった動物園は大繁盛。

 

 

そんな中、元飼育係(広報係)が衝撃の告白。

 

 

実は虎はヤギを友情で食べなかった訳ではなく、虎に大量の餌を与えた満腹時にヤギと接触させていた。虎は満腹のためヤギを襲うことはなかった。

 

 

全ては動物園を有名にするための話題づくりだった。

 

 

その告白を聞いて動物園オーナーが反論。

 

 

虎とヤギの間には紛れも無い友情が存在しており、元飼育員の告白は間違っている。

 

 

虎の空腹時にヤギと接触させることに。

 

 

そこで悲劇が起きた。

 

 

虎がヤギを襲ったのだ。

 

 

ヤギを助けるためにとっさに銃を撃つ警備員。

 

 

虎に命中し絶命。

 

 

人間の勝手な都合により虎の命が奪われた。

 

おしまい

 



福島原発 被爆狩り Escape from Fukushima マッドマックス&ブレードランナー

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

チェルノブイリ原発事故後、現場近くで飼われていた鶏が巨大化したという報告がある。

 

 

原発のマスコットとして飼育されていたダチョウ。

 

ダチョウは少ないエネルギーで大きな体を維持できる。

 

まさに原発のイメージにピッタリだった。

 

その後、原発近くでダチョウ牧場を経営し始めた富澤さんに引き取られたダチョウたち。

 

そして2011年3月11日、東日本大震災が発生。

 

福島原発は津波により水素爆発が発生。

 

原発から半径20キロ以内の住民に非難勧告が発令された。

 

住民たちは着の身着のままで避難した。

 

国は20キロ圏内を警戒地域として、高さ10メートルの壁を設置し隔離した。

 

住民が避難したあと、死の町と化した警戒地域の中で、置き去りにされた家畜たちが野生化し繁殖を続ける。

 

国は野生化した家畜たちの殺処分を決定。

 

国はハンターを雇って動物狩り(被爆狩り)が開始された。

 

全国からハンターを募集して雇用を生んだ。

 

不真面目なハンターたちは被爆狩りをレジャーの様に楽しんだ。

 

ジープやバイク、馬に乗って動物たちを狩るハンターたち。

 

ハンティングの獲物は野生化した家畜、豚、牛や置き去りにされた犬や猫たちも狩りの対象となった。

 

国は惨殺された動物たちをキロ単位で引き取った。全て現金での取り引き。

 

殺せば殺すほど儲かるシステムにハンターたちは嬉々として狩りを続けた。

 

大きな牛や豚はハンターたちにとってかっこうの獲物だったが、小さなペットなど(チワワや猫)も見境なく殺し続けた。

 

糞尿を食べて生きながらえていた家畜たち。

 

検量を誤魔化すために、狩った動物たちの腹いっぱいに石ころを詰めて検量所に持って行きバレる。肉と骨以外はエックス線検査で発見できる。

 

人間の糞尿を集め、家畜たちの餌として大きく育て、最後に殺して検量所に持って行く。

 

動物を狩って利益を得る者、動物を繁殖、飼育して利益を得る者。

 

動物の価値は目かたでしたかない。

 

五キロ以下の小動物はゴミ。

 

そんなハンターたちが無残な死体となって発見される。

 

まるで巨大な猛獣に食いちぎられたような死体。

 

ハンターたちの間で恐竜がいたという噂が広がった。

 

警戒地域の中には酒場や売春宿などもでき、ゴールドラッシュのごとく賑わった。

 

金さえあれば、何でも輸入できた。

 

最新式のライフル、拳銃、酒、麻薬、そして女。

 

治外法権。

 

物語はここから始まる。

 

 

国の計量場にはトラックに詰まれた動物たちの死骸がうず高く積まれている。

 

計量はいい加減で、キロ単位で高額な報酬を受け取るハンターたち。

 

トラックに乗ってきた青年、田村健次郎は仲間に別れを告げ、計量場横の出場受付に向かう。

 

そこで持っていたハンティング用の武器を金に換え、今まで貯めた金を口座に入金する。

 

除染のために着ていた衣服も全て処分され、被爆度を測るために精密検査を受ける。

 

健次郎のほかにも何人か検査を受けているハンターたちがいる。

 

みんな警戒地域でハンターとして生活していたが、ある程度のお金が貯まるとここから出て行くのだ。それに、ほとんどの動物を狩りつくしてしまい、一時期程のバブルが納まり、ハンターたちはひとり、またひとりと警戒地域から去っていった。

 

健次郎もこの死の町を去ろうとしていた。

 

 

 

検査が終った健次郎は、lそこで驚くべく真実を知る。

 

ハンターたちはこの警戒地域の塀の外には出ることが出来ないのだ。

 

実はハンターたちも警戒地域で生活するうちに放射能浴び被爆していたのだ。

 

塀の外では被爆したハンターたちを塀の外に出してはいけないという法案が成立していた。

 

塀から出る手続きをした健次郎は被爆警察に逮捕され、殺処分されることになる。

 

健次郎は機転を利かし、持ち前の生命力で被爆警察から逃げ出し、再び警戒地域に戻る。

 

健次郎の脱走は問題になる。

 

もし、警戒地域に残っている数百人のハンターたちに健次郎が真実を話せば面倒なことになるのは明白だった。

 

ハンターたちはハンティング用に多くの武器を持っていたし、警戒地域内での使用を限定として、海外からの武器の購入も特別に許可されていた。

 

まだ残っている強者たちは、生命力、攻撃力が強く、塀の外に出ても他の仕事で生活できるようなまともな人間はいなかった。

 

ハンターたちが結束すると、軍隊ほどの破壊力を持つ可能性があった。

 

力を持ったハンターたちのボス・バオウが小さな王国のようなコミュニティーを作り、支配しているとの噂もあった。

 

とにかく健次郎を逮捕しなければいけなかった。

 

被爆警察の刑事・出門は健次郎逮捕の任務を命ぜられる。

 

真っ白い防護コートと防護マスクを装着した異様な姿の出門。

 

出門の被爆狩りが始まる。

 

 

 

健次郎は一人で逃げ回る。

 

追う出門。

 

健次郎を追い詰める出門。

 

そんな二人に襲い掛かる謎の巨大生物。

 

被爆したダチョウが突然変異で恐竜に進化していたのだ。

 

二人で協力しての恐竜との戦い。

 

出門は健次郎のピンチを救い、自らが犠牲となりダチョウ恐竜と谷底へ落ちていく。

 

 

 

命からがら逃げ延びた健次郎だが、バオウに捕まってしまう。

 

ハンターたちを従え、王国を作っているバオウ。

 

バオウたちは恐竜化し巨大化した動物たちを狩り、その肉をバラバラにして、なんの動物だか分からないようにして、金を稼いでいた。

 

人間を殺して動物の死骸と混ぜているという噂もあった。

 

政府の検量はいい加減で、なんの動物なのかの審査はなかった。

 

どうせここから出る時に全てのハンターたちは殺処分する。

 

その時にすべての金品は政府が没収する。

 

ハンターたちに湯水のように金を渡しても痛くもかゆくもなかった。

 

 

 

バオウたちは、恐竜化した動物がいることが政府に分かれば、ハンティングは禁止され、自分たちは職を失うと考えていた。

 

バオウに捕まった健次郎は被爆狩りの真実を話す。

 

この警戒地域からは誰も出ることが出来ない。財産は没収され、殺処分されると話す。

 

真実を聞いて怒り狂うバオウ。

 

そこへ現れる出門。

 

バオウは出門を捕らえ殺そうとする。

 

健次郎は出門を助け出し、一緒に逃げる。

 

バオウの追っ手をかわしながら一緒に逃げているうちに健次郎と出門のあいだには友情が芽生えた。

 

出門も壁の中の状況を知って、政府の汚さを知った。

 

健次郎を連行したところで、結局自分も殺処分されるのだろうと悟る。

 

 

 

バオウの追っ手に囲まれる健次郎と出門。

 

バオウとの最後の戦い。

 

最終的にはバオウを追い詰める。

 

が、バオウを殺さない。

 

本当の敵はバオウではない。

 

原発の管理を惰り、ひとつの街を被爆させ、多くの動物たちを見殺しにしたのは政府である。

 

政府は全ての被爆した動物たちをハンターに処分させ、最終的にハンターたちも被爆を理由に処刑し、すべてを無かったことにしようとしていた。

 

健次郎と出門はたったふたりで政府に戦いを挑む。

 

 

 

政府軍との熾烈な戦い。

 

たった二人では勝ち目は無かったのか…、あきらめかけた時、バオウが配下のハンターたちを連れて加勢に来てくれる。

 

政府が湯水のように垂れ流した狩りの報酬で、最新式の武器を買いまくっていたバオウたちの攻撃に政府軍も手を焼いた。

 

政府軍は戦車や戦闘機まで使ってバオウたちを制圧しようとする。

 

健次郎と出門は戦火の隙をついて塀の外へ出る。

 

国民にこの真実を知らせなければいけない。

 

出門は信頼する幹部に塀の中の真実を語り、保護してもらう約束をする。

 

バオウたちも戦車や戦闘機には勝てるはずもなく全滅する。

 

やっと司令官のもとへたどり着いた健次郎と出門は簡単に裏切られてしまう。

 

連行される健次郎と出門。

 

別れ際にタバコの火をかしてくれという出門。

 

健次郎はポケットからライターを出して火をつけてやる。

 

出門「さらば、友よ…」

 

健次郎「アデュー、ラミー!」

 

出門のタバコが爆発して、吹っ飛ばされる。

タバコは禁止されている。

 

爆発の隙に逃げ出した健次郎。

 

健次郎は国会議事堂に目指す。

 

 

その頃、戦闘で破壊された壁の隙間から恐竜化した動物たちが逃げていくのを誰も気づいていなかった…。

 

 

 

                                             おしまい